CLTアイディアコンテスト2019

結果発表Result

農林水産大臣賞

CLTのこもれび降るもり

mimoa 森安 洋幸/水野 貴之CLTID 0047

  • 農林水産大臣賞
  • 農林水産大臣賞
  • 作品について

    現しで仕上げているため、天井、壁の内装仕上げが不要となる長所を併せ持つCLTの特性を活かした、光環境の変化が楽しめる作品です。中をくり抜くという今までにない方法での造形が高く評価され、農林水産大臣賞の受賞となりました。

    審査委員からは「山型の造形は光の落ち方がさまざまで、空間的にもよい。」「大判のパネルを並べた構造で、木材利用量が見込める。」「ただ納まりと設備面についてもう少し説明があると更によかった。」とのコメントがありました。

国土交通大臣賞

CWT

山口 陽司/峰岸 渉/廣瀬 夏美/荻野 翔馬/古田 馨梨((株)大林組 中高層木造チーム)CLTID 0024

  • 国土交通大臣賞
  • 国土交通大臣賞
  • 作品について

    当初、最も審査委員の票が入った作品です。国産スギ材のCLTパネルを使用し、樹木をモチーフとして設計された作品。CLTの特性をよく理解し、パビリオンとして楽しい風景を生んでいる点などが評価され、国土交通大臣賞の受賞となりました。

    審査委員からは「合理的に国産材を使用している。燃えどまり層が考えやすいため耐火構造への展開がしやすい。」「架構は単純だができあがったものは複雑にできていて、構造に効きやすいのはよいと思いました。」とのコメントがありました。

環境大臣賞

CLT Web with Nature Drops|多孔質な空隙が多様な自然環境を纏う

井上 桂輔/大浦 理路/中尾 寿利/差尾 孝裕/下西 智也/加登 美喜子((株)日建設計)CLTID 0033

  • 環境大臣賞
  • 環境大臣賞
  • 作品について

    HPシェルを連続的に上下に補完させながら配置し、無柱空間を実現した作品です。屋上緑化を用い、環境工学にトライしている点が評価され、環境大臣賞の受賞となりました。

    審査委員からは「一般集成材だと裂けてしまうが、CLTだからできるジョイントの作り方をしているのはよかった。」「市松柄の天井にしているのは構造上好ましい。」とのコメントがありました。

特別賞〈日本CLT協会賞〉

x-CLTハイブリッドパネルによる循環型CLT建築

奥本 卓也CLTID 0021

  • 日本CLT協会賞(特別賞)
  • 日本CLT協会賞(特別賞)
  • 作品について

    万博終了後の再利用を容易とする乾式工法の使用を検討した作品です。海外ラミナの使用が注目され、再利用について最も注意を払っている点で評価され特別賞 日本CLT協会賞の受賞となりました。

    審査委員からは「現材に大きく手を入れないで利用できるのはアイデアがよかった」「再利用するときに使いたい材を貼るという点も面白い。」とのコメントがありました。

CLT-Geometric-Dome

久木元 大貴/室町 瑛人(戸田建設(株))CLTID 0032

  • 日本CLT協会賞(特別賞)
  • 日本CLT協会賞(特別賞)
  • 作品について

    三角ユニット部材を基準に構成されたドーム型の展示場、ホワイエなどからなる作品です。天井が高く、耐火建築物への転換ができるという点で評価されました。

    審査委員からは「木造として迫力がある。」「リブ型は集成材の方が効率がいいはず。ユニットを決めて厚みを変えていくなど、ライズが取れていればアーチ以外の選択がある。」とのコメントがありました。

学生賞〈日本CLT協会賞〉

Demolition Forest

嵐 陽向(早稲田大学大学院)CLTID 0022

  • 日本CLT協会賞(学生賞)
  • 日本CLT協会賞(学生賞)
  • 作品について

    CLTの簡易施工性を利用した構造躯体で、使用するイベントの規模に合わせてパビリオンが変幻自在な作品です。

    審査委員からは「屋根の線の掛け方、円弧の重なりがよい。遠くから見て面白いなと思う造形」「くりぬいた残りを面白く使っていればさらによかった。少し材を無駄にしていると思います。」とのコメントがありました。

継承する大屋根

西 広燿/立川 紀子(武庫川女子大学大学院)CLTID 0038

  • 日本CLT協会賞(学生賞)
  • 日本CLT協会賞(学生賞)
  • 作品について

    線材として集成材、面材としてCLTを用いたハイブリッドによる大空間を実現させた作品です。展示場としての使用に現実的だという点で評価されました。審査委員からは「梁は点で接しているため、鋼材の温度が上がると屋根が下がっていくかもしれないことが課題。」とのコメントがありました。

特別賞〈日本CLT協会賞〉

COME FROM THE LAND

陳 韻愉/陳冠帆/吳蓓倫(原型結構工程顧問有限公司)CLTID 11105056

  • 日本CLT協会賞(台湾賞)
  • 日本CLT協会賞(台湾賞)
  • 作品について

    丘の上に、海への通り道を作った作品です。万博期間はパビリオンになると同時に、海上からの来客の出入り口にもなる機能を持ちます。解体と防災機能の対応を提案していて、将来性があるという点で評価されました。

    審査委員からは「美しい造形。」「発展させれば構造は持つが、アンカー側の負担が多く、CLTで作る合理性の説明があればさらに良かった。」とのコメントがありました。

FOLDING SHELL

林 琬晴(國立成功大學・PROTOTYPE STUDIO)/黃敬棠/江垣易(PROTOTYPE STUDIO)CLTID 11108190

  • 日本CLT協会賞(台湾賞)
  • 日本CLT協会賞(台湾賞)
  • 作品について

    平面のCLTパネルをアーチ状に曲げ、板材を最も効率的に応力伝達させ、大スパンの木構造を実現させた作品です。シェル形態を折ることと引張ることの両者の加力によって作っているので、空間の開放性や包まれている程度がコントロールできるのが特徴です。将来性があるという点で評価されました。

    審査委員からは「構造システムの説明に単位がないので分からないが、日本では成り立たないかもしれません。」「パースでは滑らかに表現されているが、実際は難しいかもしれないが提案として面白いと思います。」とのコメントがありました。

  • 以上、9作品が受賞となりました。
    審査終了後には、審査委員に応募者の公表を行いましたが、学生はじめ設計事務所やゼネコンなどで実務に携わっている方々まで偏りのなく作品提出されていたことから、審査員からはCLTの社会的な認知度の向上が伺えるのではないかとの意見がありました。本コンテストがきっかけとなって多くの方々がCLTという材料に触れて、新たなアイディアをあたため、実務に展開されること、また、今回の提案が近い将来に実現することを期待しております。

  • 設計部門審査会に立ち会う農林水産省、国土交通省、環境省の皆さん

    設計部門審査会に立ち会うオブザーバーの方々

    設計部門の審査風景

    設計部門の審査風景

    審査会のようす

    審査会のようす

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